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<<   作成日時 : 2018/10/15 15:09   >>

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高校時代の同級生が白血病のため亡くなった。同窓会から知らせをもらって僕は愕然とした。
最近は会っていなかったものの、学生の頃は二人でよくやんちゃしたものだ。
お葬式で彼の遺影に手を合わせて、僕に何かできることはなかったのだろうか?などと考えた。
その頃の僕は援助交際に現を抜かすダメな中年男性だった。JKやJD相手にお金くれる人をやっていたのだ。
未亡人の話によると、骨髄バンクに適合するドナーがいなかったらしい。
僕が彼のドナーになれたかどうかはわからない。ただ、そんな状況ではお金くれる人よりも、適合する骨髄を持っている人の方がありがたいだろう。
考えてみれば、僕はそんな社会貢献を何もしていない。
そこで僕は罪滅ぼしのような気持ちでドナー登録したのだ。
すると、思ったより早くドナーの依頼が来た。そこからは結構煩雑な検査や親族の同意など面倒な手続きが続くのだが、僕のモチベーションを支えていたのは、彼のような人を失くしたくないと言う気持ちだった。
ただ、いざ本番が迫ると体の一部を切り取られることに不安も大きくなった。
援助交際はお金は搾り取られるが、心と体の充足と言う見返りがある。だが、ドナー提供には見返りもない。善意以外の何物でもないのだ。
僕は自分の人間性を試されている気がした。無償の行為で果たして僕の何が満たされるのか。
全身麻酔を受けて薄れゆく意識の中、僕の頭の中に浮かんだのは、亡くなった彼の姿ではなかった。援助交際で遊んだJKたちの姿だった。
彼女たちも知らない男に抱かれる前は、こんな気持ちなのかな、と思った。お金くれる人のために彼女たちは体を提供する。僕は何のために骨髄を提供するのだろう・・・こんな時に援助交際の相手のことを考えるなんて、僕はやっぱりゲスな人間なのだな、とも思った。
基本的に提供者と患者の接触は、禁止されている。おそらくトラブル防止のためだろう。患者側に命を救った個人的な謝礼を要求する輩がいてもおかしくないからだ。
だから、僕は僕の患者が救われたかどうかはわからない。しかし、僕は患者に何かを求めているわけではない。僕に与えられたのは、適合する骨髄をあげた人、という自己満足のレッテルだけだ。
だけど、それでいいんじゃないか?とも思った。お金より大切な体を、知らない他人に提供できるような人間であることは分かったのだから。
ワリキリ
円光

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