ノンケとの出会い

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私には生涯を共にするパートナーがいる。共に連れ添い、お互いに還暦を迎えようとしている。
もともと私には妻がいた。そして、子供もいる。妻との結婚生活は30年に及び、子供は既に成人して巣立っていった。
「もういいだろう」どちらからともなく離婚を切り出した。私も妻も実は同性愛者であり、それは偽装結婚だったからだ。
正直なところ、同性愛は難しい。SNSなどのインターネットが発達した今でこそ、LGBTとしてある程度の市民権は得ているが、当時はやはり異端だった。
数多くあったノンケとの出会いを通じて、価値観の一致する同性愛者を見つけることは困難を極めた。いい感じの相手を見つけても、相手がノンケであり私の望む仲に発展しないことは多々あった。
そんな折に妻と出会った。妻もまた同性愛者であり、ノンケとの出会いから理想のパートナーを探していた。性別は違えど、私たちの価値観は一致した。
社会的な立場も考慮したうえでの同性愛者同士の偽装結婚であり、私たちは稀に沸き起こる本来の性に則った性欲の発散にお互いを利用していただけだ。
ただ、子供ができてしまったことはお互いの計算外だった。さすがに家族ができたのに偽装の夫婦を続けるわけにはいかない。だから、子育てに勤しんだ20年間は本当の夫婦だったと思う。
しかし、それも終わりを告げた。別れるしばらく前から私はゲイとしての活動を開始していて、それは妻も同様だった。ノンケとの出会いを通して同性に目覚めてくれる相手を探す作業を、結構私は楽しめた。一日が終わり、妻とダブルベッドで寄り添いながら、その日に果たした出会いについて語り合うのは一日の癒しだった。ゲイとレズではあるが、社会の異端者として私たちは運命共同体でもあったのだ。
そして今、妻との財産分与を終えて、私は新しいパートナーを得た。一方の妻も近所にマンションを買って、新しい出会いを果たして共同生活をしている。コンビニでお互いのパートナーを含めた4人でばったり、と言うこともよくある。それもまた、幸せな時間だったりする。
ただ、息子が「紹介したい人がいる」と言って連れてきた相手が、見るからにハードゲイな黒人男性だった時は、それはどうなんだろう?と考え込んでしまったのは事実だ。一度くらいは異性と結婚しておけ。
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